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平成18年度「KYOのあけぼの大学」チャレンジ支援講座 地域おこしセミナー 第一回目のテーマは「自分おこしを10倍楽しむ方法〜わたしの「ステキ」で創る地域元気力〜」です。 |
学びを行動に換える3回連続講座学ぶだけの講座はしない受講料が3回で5,000円、参加するには、活動実績・仕事内容等400字程度のレポート提出が必要、という本気モードの講座だけに、会場に集まったのはすでに京都府下で地域おこし活動(子育て支援を含む)で実績のある女性たち15名〔欠席1名〕。そして男女共同参画などの業務に携わる行政関係者7名〔2名欠席〕。主催者として京都府女性総合センター館長と職員1名、NPO法人働きたいおんなたちのネットワークのスタッフ5人。 この「地域おこしセミナー」の第一回目は司会である吉田秀子さん(働きたいおんなたちのネットワーク代表)の「わたしたちは学ぶだけの講座はしない。講座をするなら形になるものをやる」との宣言で幕を開けました。 協働は始まったばかり吉田さんの紹介を受け、開会の挨拶をしたのは、京都府女性総合センター館長の浜野令子(よしこ)さん。 地域を元気にする「人づくり」をしているのではない、各地に点在している志ある人材をつないでいく「人つなぎ」としてこういったセミナーなどの場が活かされていると感じる、と、集まった人々の顔ぶれを見渡しながら感激の言葉を述べました。 そして女性の力を活かすということに京都府は全国でも早くから力を入れてきた、と、いくつかのエピソードを交えて京都府の先進性について触れつつも「協働はまだ始まったばかり。それを今回勉強しようという集まりです」と場を引き締められました。 自分資産の棚卸と協働自己紹介で準備運動浜野令子さんと一文字違いの浅野令子です。と、にこやかに自己紹介を始めた浅野さん。渡米して社会学を学び現在の活動に至るまでの経緯を、留学生活での興味深いエピソードなどを交えて、聴衆の気をそらさず、かつ簡潔な言葉で話されました。・・・そして 「では、参加者のみなさんの自己紹介に入ります。そちらの端から順番に自己紹介してください」 こういう流れになると、人前で話すことに慣れていない者としては、つい「えっ・・・自己紹介っ!?」と頭の中が真っ白になってしまいます。パブリックな場で、自分について簡潔に説明する。これができることが、自分おこしの第一歩とも言えそうです。 さて、この会場では・・・場数を踏まれている方が多いのか、自然体で堂々と自己紹介を済まされ、滞りなく自己紹介は会場を一巡しました。 行動の根底に必要な自己評価自己紹介ののち、自分資産=自分が持っている力について考えてみよう、というお話がありました。 自分とは何か。自分資産の棚卸をすることによって、自分たちの力をどういうふうにつないだら地域で活かせるか、ということが見えてくるからです。そして、それが、この第一回目の講座の目的のひとつでもあります。 ワーク1 やりたいこととできることをはっきりさせる自分にできることと自分のしたいことが重なり合った部分に、地域を元気にする力が存在する。したいこととできることの間にギャップがあると気づくことができれば、そこを埋めていこうという意識も生まれる。つまり、このあたりが見えてくることで、実際の行動が起こせるようになるのです。 ワーク2 キャッチコピーと信条書の作成また、自分資産の棚卸に有効な手法として、「自分のキャッチコピーを考える」ことと「信条書作成で自分の型を探す」ことを教えていただきました。これは、ワーク1で行われた「やりたいこととできることの明確化」を下敷きにして完成されるものです。 手がかりとしては自分の名刺をイメージしてやってみること。自分って何?ということを時間をかけて考えて、言葉で自分を整理することはとても大切だと、浅野さん。煮詰まった時に自分・自分の信条を思い出す言葉を持っておくとよいそうです。 これは、その場で答えが出るものではないので、何日も時間をかけて考えます。いつも意識しておくべき宿題と言えます。 *浅野さんのキャッチコピー&信条はブログトップページのプロフィール欄で見ることができます。 女性のちから女性は生きがいを求めて働く2005年度の「国民生活に関する世論調査」によると、男性に比べて「生きがい」を働く目的にあげる女性が多いそうです。(働く理由で最も多いのは、もちろんお金を得るためですが、男女差が顕著に現れる項目が「生きがい」という部分です) 行政との間に、顔の見える人間関係を築き、地域を元気にする事業を協力し合って実現させるには、理想=生きがいに加えて地道さ、息の長さが必要です。だからこそ、(すぐに成果を求められる男性とは異なり)長いスパンでの取り組みができる分、「生きがい」という視点をもって活動する女性の力が活きてくるのです。 人に伝える努力と苦手を補うネットワーク作りしかしながら、克服すべき弱点もあります。 先にあげた、「自分おこし」から見えてきたものをもとに、実行に移したいプランが決まったのちは、行政に対していかにプレゼンを行うか、具体的に後援や共催を依頼したいと思ったときどうやって依頼すればよいのか、事業を受託するにはどんなハードルを越えればよいのか等々の課題に取り組まねばなりません。 仕事として手を携えていくには、たとえば、やりたいことの「現場」から少し離れた「財務」や「広報」などが苦手だとしても、わからないからやらない、という甘えを廃し、自分で勉強するなり、人的ネットワークからそういったことが得意な人材を調達するなどの努力が必要なのです。 協働への具体的なアクションと事例の紹介資料の集め方やアプローチのてがかりそこで、思いを事業として実現させてゆくために必要な、情報の集め方やアプローチ法の具体的な部分に焦点をあててのお話がありました。 たとえば、 行政に働きかけに行く前に、行政の担当者が見る協働のマニュアルを読んで共通言語を仕込んでおいてから出かけていく、 協働そして社会起業という流れへ協働のカタチのひとつとして、指定管理者制度があります。簡単に説明すると、ソフト力が重要である公的施設(図書館、美術館、保育施設、児童館など)の業務を、民間へ包括的に委託するための過渡期的な制度です。2006年9月に本格的に実施が始まりました。 その導入例に挙げられたのが、米原公民館の管理運営者として活動しているNPO法人FIELD。(代表者は公民館の館長としてブログを開設しその活動を伝えています) その他、社会貢献・社会変革の志をもった個人が、社会的課題の解決を目的とした「社会起業」という流れが全国、いたるところで生まれつつあります。起業家精神、つまり、自分にとって必要なものがない、ということを嘆くのではなく、欲しいものは自分たちで創っていこう、という機運が高まっているということです。(例:病児保育NPOフローレンス) そして社会起業を考えたときの組織の形態はNPOに限らず、株式会社という選択肢もありえます。協働のカタチも委託から補助金・助成金(この違いをわかっておくこと)、企画提案など様々です。 (参考)株式会社いろどりによる地域おこしが「はっぱを宝に変えた町・上勝町」として小泉内閣メールマガジンや四国経済産業局のホームページ内で紹介されています。*この会社は第三セクター(上勝町の7割出資)です 次回へプロデュース&プレゼンテーション地域のリーダーは、幅広い選択肢を視野に入れた上で事業計画を立てていくことが求められています。想いをカタチにするために必要なことは、みんなの想いを結集し、アイディアやイメージを明確化すること。そして、みんなが主体的に動きたくなるような場をプロデュース(設計)することです。 また、プレゼンテーション能力も事業を興すには不可欠です。第三者にわかりやすく伝える準備を通して、自らのアイディアに対する客観的視点を獲得することにより、さらに事業設計も洗練されてゆくという関係になっています。そこで、講座の第3回目に予定されているプレゼンテーションに向けての準備、
これらが、次回までの宿題となりました。 わくわくが止まらない今回の講座の締めくくりとして、吉田さん(働きたいおんなたちのネットワーク代表)からの挨拶がありました。自分のやりたいことが他人から見てどうか、を意識することの大切さへの気づきと共に、「評価ポイントの資料などを活用して協働を実現していきたい!!」とワクワクした様子で今後への意気込みを伝えていました。 次回は、2月3日(土)亀岡会場(ガレリア亀岡)にてNPOと行政の協働というテーマで、京都府や宇治市の協働事例や城陽市のNPO法人子育て支援隊あっとまーくの協働事例を紹介し、プレゼンテーションの準備をします。
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日時2007年1月20日(土) 場所コーディネーター浅野令子さん:プロフィール 講座全体の流れ
対象府内在住女性 (定員10名) 受講料3回で5,000円 主催京都府・京都府女性総合センター 関連情報リンク集
参加した感想
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