あみぃご亀岡  
マタニティ子育て情報いきいきママブログ

ワークショップ「みんながつながれば10倍効果があがる子育て支援」レポート

サブタイトルは「脱出!孤育て 〜今、私たちにできること〜」です。

どんなワークショップだったのか

参加者は・・・

会場をざっと見渡してみると・・・約30名ほどの参加者の属性は、多い順に、だいたい次の3つでした。

  1. すでに何年か子育て支援の活動をしてきた民間の人。ご自身の子供(長子)は小学生以上。亀岡以外の地域からの参加もありました。主催者のグループもこの中に属しています
  2. 子育て支援に関わる市職員など、公的機関に所属する人たち。こども福祉課の方や子育てサポートセンターの所長さん、市立保育園の園長さんなど。
  3. 自身の子供はまだ乳幼児。子育てが忙しい真っ最中の人。どちらかといえば支援を受ける側でもあり、同時に自分にできることを模索中の人。ガレリアの託児を利用してワークショップに参加。

テーマは・・・

どの子育て家庭も孤立化させないために、行政と民間の協働でできることを考える、というものです。案内チラシから紹介文を以下に引用します。

地域での子育て支援が急速に進む中、それでも"乳幼児虐待"のニュースが途切れることはありません。今こそ、行政・民生委員児童委員・NPO(市民活動・子育てサークル)そして、一人ひとりの親や地域のみんなが力を合わせ、つながっていかなければならない時ではないでしょうか。

このワークショップでは、亀岡で子育てに関わる人たちが、『どの子育て家庭も孤立化させない』という強い意志をもって取り組むために、手をつないでいくひとつのきっかけになることを願って実施します。

子育て中の方も、支援者の方も、どなたでもご参加いただけます。

この取り組みに興味のある方はぜひお越しください。ご連絡をお待ちしています。

第1部 「みんなをつなげていくための"場作り"のひ・み・つ」10:00〜12:00

どんな内容だったか

午前の部では、「場作りのひみつ」というテーマで、アイスブレークの手法をいくつか紹介していただき、実際にやってみたりもしました。アイスブレークというのは、初対面の人たちが円滑にコミュニケーションを取れるように「氷を溶かす」ということです。

初対面の人が多く参加するような飲み会でも、席を決めるゲームとか話のネタになるような心理ゲームとかやったりしますよね。あれも一種のアイスブレークです。また、自己紹介をキレよく止めて次の人に回すテクニックなども紹介していました。

それから、「協働」という概念について説明があり、事例を映像(ビデオ)で見ました。

行政と市民が協力して街づくりをする(=協働する)ことで、普通に業者に発注していたら予算内ではできないようなことも可能になるし、本当に住民のニーズにあったものを作り出せる、ということでした。

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昼食

託児している人たちは、子供を一旦引き取りに行って、子供も交えての昼食でした。ランチボックスにはサンドイッチのほか、デザートも。

午前の部のアイスブレークの効果もあって、今日初対面だった人同士もリラックスして会話を楽しみながらの昼食となりました。この雰囲気のおかげで、2部からのディスカッションも活発な意見のやりとりをすることができました。

第2部 「つくってみよう!気軽に 手軽に 情報発信」13:00〜15:30

どんな内容だったか

まず市の職員さんから、亀岡市の現状として子育て環境がどのようなものであるかを示す資料をもとに説明がありました。また、次世代育成支援にかかるニーズ調査のためのアンケート結果についても聞かせていただきました。

それから、情報発信について講師の杉山千佳さんによるお話があり、グループに分かれてのディスカッションをしました。

おおまかな流れ

最初に、杉山さん自身が過去に実行した「情報発信」と、それによって発見した課題を話していただきました。次に、亀岡市の子育て情報が各家庭にどのように届くか、その内容はどんなものか、ということを確認しました。

それを踏まえて、現在、困っていることは何か、今後どうあるべきか、を参加者が発表する時間をいただきました。

発表の内容から浮かび上がってきた問題は「情報の中身の問題」「情報の届け方の問題」の2つに分けられる、と杉山さんが指摘。

まずは、基礎情報(亀岡の子育て情報の基本的な部分)の届け方について話し合いました。家まで届けに行けばいいのか、ITを充実させればいいのか、などについてメリット・デメリットをグループで話し合い、意見のある人は発表しました。

その後、ITを使っての情報発信については、杉山さんが、杉並区で新しく始まろうとしている協働の事例を挙げて、どういうふうにすすめているかを紹介しました。

また、紙媒体での情報発信については、DV(ドメスティックバイオレンス)対策の分野で既に手ごたえを感じられる手法として小さな紙片を手に取りやすい場所に置く、という方法とその課題が参加者より発表されました。

しかし現状では、家にこもっていては手に入らない情報が多いことが分かりました。
そこで、出て来れない家庭に、どんな情報を届ければいいか(内容)、どうやって届ければいいか(方法)、そして、その目的は何なのかをグループに分かれて20分話し合い、それぞれ発表しました。

ここまでで、効果的な情報発信についてたくさんの意見が出されました。それについて講師の杉山さんが、次のように分類し課題を指摘しました。

  1. タダでもどんなにコストがかかってもやるべきこと(緊急性の高い部分・税金を使っていいところ)
  2. 行政と協働してやるべきこと
  3. お金をもらってやるべきこと(税金をつかうべきではないところ)

課題は、子育て支援が単なる甘やかしにならないために、本当に必要な支援とは何か、何でも手助けするのがいいのか考えて動く必要があるということです。

最後に、三鷹市の「一人たりとも見捨てない」という合言葉・子供家庭支援センターの例を紹介していただきました。これは、地域のリソースを一箇所に集めることで、実効性のある支援を提供しています。みんながつながれば・・・の理想を実現している例でした。

次への宿題

主催者である京都きっずプロジェクトの代表者が、今回明確となった課題を次回ワークショップで話し合おうという呼びかけと挨拶で締めくくりました。

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日時

2006.09.27 10:00〜15:30

内容

第1部 「みんなをつなげていくための"場作り"のひ・み・つ」10:00〜12:00

講師:深尾昌峰さん(特定非営利活動法人きょうとNPOセンター事務局長)

第2部 「つくってみよう!気軽に 手軽に 情報発信」13:00〜15:30

講師:杉山千佳さん(子育て研究所:四つ葉プロジェクト主催)

子育て支援でシャカイが変わる
子育て支援でシャカイが変わる

場所

ガレリアかめおか 2階研修室

主催者

京都きっずプロジェクト

参加した感想

私自身は、二人の娘たちもまだ3歳・0歳と幼いですし、協働という概念も最近知ったばかりでした。毎日戦争のような忙しさで子育てに追われ、どちらかというと支援される側です。

他から引っ越してきた自分が亀岡の子育て情報を知りたいと思ったときに、インターネット上の情報があまり整理されておらず、調べるのに困ったといういきさつ上、リンク集でもつくろうか、と思い立ったのがこのあみぃごかめおかを作るきっかけでした。

リンク集作るついでに、自分が行った遊び場のことも一緒に載せておけば皆の役に立つだろう、それぐらいたいした手間でもないし・・・と情報を追加していくようになりましたが、はっきりいって、何も考えていませんでした。育休の間の時間を有効利用しよう、ぐらいの気持ちだったのです。

ですので、2部の内容はとても衝撃的でした。サイトを作り始めて約3ヶ月。新たな人との出会いにも触発されて、「もっと便利なサイトにしたい」と思うようになり、気持ちに加速がつき始めていたところに、急ブレーキがかかった感じです。

どこへ行くの?そのままジャンプしてもそっちには地面がないよ。・・・といわれた気がしました。本当に誰かの役に立ちたいと思っているならちゃんと考えて動かなければいけないよ、と。

正直に言って、そこまでの覚悟があってはじめたことではなかったので、焦ってしまいました。「みんなつながろう」「気軽に手軽に情報発信」というタイトルを見て興味を持ったのですが、家でパソコンをちょっといじれば何か人の役に立つ、というような甘い話では全くないわけです。

これからどうしていこうか、考え込んでしまいました。何の展望もないまま動き回って消耗し、中途半端なままで投げ出すくらいなら、人を巻き込んではいけないと思いました。

しかし、足がすくむような気持ちになった反面、このワークショップで皆さんの話を聞いていて、やっぱり自分にできることを続けていきたい、とも思いました。というのも、今まで自分の想像を頼りに「多分、こんなことでみんな困ってるんじゃないかな」と思いながら情報を集めたことが、そんなにも現実とずれていないことがわかったからです。これから活動を続けていくために方法を考えて体勢を整えたいです。

また、私自身も今まであまり考えてきませんでしたが、現在の亀岡の子育て環境がどのように運営されているのか、支援される側にはほとんど見えていないと思いました。

誰のどんな想いでそれが運営されているのかを意識するようになると、他人事ではなく、子育て真っ最中で忙しい人たちの層も自分もできることから運営に携わっていこうという意識になるのではないでしょうか。

(あみぃご管理人)