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週刊子育てブログH2008年4月より、毎週水曜日に京都新聞の丹波版でコラムをつづっています。⇒週刊子育てブログの目次へ |
さすが母親初めての育児に奮闘しているYさんは「さすが母親」という言葉を素直に受け取れないという。それは「母親なのだから、できて当然」というプレッシャーになるのだそうだ。 それは考えすぎだ、あなたの頑張りにエールを送りたいからそうして声をかけてくれるのでは?と慰めかけたが、よくよく聞いてみると、それは通りすがりの人からの励ましではなく、Yさんの夫からの言葉だった。 そうなると、複雑な気持ちがするというのもわかる。 例えばこのところ子どもの夜泣きが続いているが彼は「ちゃんと目が覚めるなんてやっぱり母親やなあ」と感心する。布団をかぶるなどして適当にやりすごす彼に「聞こえていても起きる気がないだけ」とYさんは苦笑い。 オムツ交換をしていて子どもの体調の変化に気づいたときも「さすが母親」しかし彼はオムツを触ったことがない。 母性本能という言葉があるが、実際に子育て真っ最中の者の実感としては、むしろ理性を要求される場面の方が多い。それに、人間は本能だけで社会に存在しているわけではない。 子を産むだけで、子育てに必要な知識、体力、精神力を自然に授かり、愛と喜びをもって任務を遂行できるようになるとしたら・・・誰も悩みはしない。 毎日が初めてのことばかりで一つずつ努力して乗り越えているのだ。 同じ瞬間に親になったパートナーが、それをわかってくれているなら随分救われる。「さすが母親」と言わず、日々の努力に目を向けてほしい。 |
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