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親のための本

 

友達ができにくい子どもたち―社会性の発達と援助法
友達ができにくい子どもたち―社会性の発達と援助法

石崎 朝世, 一松 麻実子, 前田 美紀, 湯汲 英史, 林 祐一

友達ができにくい子どもたち―社会性の発達と援助法

クラスに1人以上

子どもたちの中で人間関係に問題を抱える子は全体の5%ほどいるそうです。

友達に関心が薄い子、関わりたくても仲間に入るためのルールを無視して振舞うため嫌われてしまう子、すぐ手が出るなど乱暴なことをする子など、いろいろなタイプがありますが、5%といったら、1クラスが30人としてそのなかに1〜2人です

あまり珍しいことでもないようです。しかし、親としてはやっぱり自分の子に友達がいなかったりしたら心配になると思います。静かに見守っていれば成長と共にいつかは、問題として見えていたものが問題ではなくなっていくこともあったりもするかもしれません。それでも、それを放置したり、一般的な育児書のしつけ法なんかを参考に対応しようとするとますますこじれてしまうことがあるのです・・・。

社会性を養うトレーニング

性格的なものなのかどうか、ちょっと援助してあげたほうがいいのか、ということも事例で載っていますし、この本はとても読みやすかったです。

障害ではなく、大人の適切な働きかけが足りないせいでコミュニケーション能力が発達していないだけの場合は、短期間に改善が見られるようです。

この本には自宅でできる具体的なトレーニング法が紹介されています。えっ?練習するようなことなの??と思いますが、子どもは親が思いもよらないことで不自由を抱えており、それが人間関係に影響している場合もあるのです。

生きる力を身につけさせたい

それぞれのケースによって有効なトレーニングが載っていました。人が指差す方向を見て、何を指しているか当てさせる、とか、ゲーム感覚でできるものが多いです。

それなりの知識とノウハウを持って上手に援助してあげれば、子どもはずっと生きやすくなります。問題行動も何が原因なのかわかれば、親は落ち着いて対処できます。ただ諭したり叱り付けたりしても効果がないのは当然と思えば、むなしい気持ちを味わわずにすみますし、早くに適切な対応をすることで、人との関わり方が改善されますので、ちょっと迷っている方はぜひ読んでみて下さい。

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