週刊子育てブログ17

何で?何で?

子どもは何かと質問が多い。下の2歳児は「これなあに?」上の5歳児はそれに加えて「何で?どうして?」
飽くなき追求に付き合いきれず、子どもからの問いに、わからないと答えて逃げることも多い。
先日、私が本を読んでいると「この子、誰?」と上の子が覗き込んだ。かわいいイガグリ頭の男の子の写真が目を引いたらしい。
「この子は○○くんというお名前で・・・」読んでやると、娘は真剣に聞き始めた。それは原爆で亡くなった子どもたちの記録だった。子どもたち一人ひとりについて写真があり、それぞれがその日、家を出て命を失うまでが記されていた。
開いていたページから読み始めたので、娘はそれを事故の話だと思っていたようだ。だから「ここに子どもがいますよって知らせなあかんかった」と言った。
少し迷ったが「人がたくさんいるのを知ってて爆弾を落としたの」と教えると驚いて「何で?」「何で?」次々と質問が飛び出した。しかし理屈で説明しても、子どもの問いに答えたことにならない。戦争、という言葉すら知らないために、幼い質問者は容易に根源に迫る。
「人を傷つけない。殺さない」みんなでその決まりを守る。なぜそんな単純なことが難しいのか。それを幼児に説明するなど空しいだけだ。
ならば最初から話すべきではなかっただろうか。「こんな怖いことが起きないように、一緒に考えたくてお話したの」そう言うと、「そやな」と娘も考え深い表情になった。

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